放課後デイサービスの「営業時間」と「サービス提供時間」の違い

こんにちは行政書士オフィスカノンです。

今回は営業時間と、サービス提供時間、そして大切な人員配置との関係について分かりやすく簡単にお話しいたします。

放課後デイサービスの「営業時間」と「サービス提供時間」の違い

営業時間とサービス提供時間はどう違う?

営業時間とは?

営業時間とは、

施設が開所している時間帯のことです。

保護者からの連絡受付や事務作業、見学対応もこの時間内に行います。

子どもたちがまだいない時間帯も含まれます。

サービス提供時間とは?

サービス提供時間とは、

実際に子どもたちに支援を行っている時間のことです。

個別支援計画に基づく療育活動や、送迎、レクリエーションなど、

子どもたちが中心となる活動がこの時間に集中します。

例:ある事業所の時間設定

(イラスト挿入位置:【施設の中で朝・午後・夕方の動きがわかる図】)

例)

  • 営業時間:10:00~18:30
  • サービス提供時間:14:00~17:00

この場合、午前中は職員だけで準備や事務作業、

午後から子どもたちが来所して活動、

夕方には送り出し・片付けとなります。

サービス提供時間中は人員配置に注意!

サービス提供時間中には、

必ず人員配置基準を満たしている必要があります。

必要な職員配置

  • 利用児童5名につき1名以上の職員配置(例:定員10名なら2名以上)

基準を満たさないと、運営指導で指摘対象になることもありますので注意が必要です!

営業時間中でもサービス提供時間外なら?

営業時間中でもサービス提供時間外(朝や夕方)は、

人員配置基準は厳格には求められません。

ただし、事業所内に職員が誰もいないのはNG。

来客対応や緊急対応ができる最低限の人員は確保しておきましょう。

送迎時の注意点

送迎に職員が出る際にも注意が必要です。

  • サービス提供時間中の送迎:
     施設内の人員配置が基準を満たしていないと違反になります。
  • サービス提供時間外の送迎:
     比較的柔軟に考えられます。

送迎担当者と施設に残る職員をきちんと割り振り、

常に「基準を満たした状態」を保ちましょう。

まとめ

この記事のポイント

  • 営業時間とサービス提供時間は役割が違う
  • サービス提供時間中は人員配置基準を必ず守る
  • 送迎中も施設内の職員数に注意する

正しい理解で、安心・安全な放課後デイサービス運営を目指しましょう!

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