防災士研修受講中
救命救急講習を受けてきました!
~知ることで出せる勇気~
先日、救命救急講習を受けてきました。
普段あまり意識することのない「もしもの時」に備えるため、いろいろな体験をしてきたので、今日はその感想をまとめてみたいと思います。
可愛いハート「あっぱくん」と胸骨圧迫の練習
講習では、「あっぱくん」という胸骨圧迫の練習用具を使いました。
あっぱくんは可愛らしいハート型の道具なのですが、実際に押してみるとかなりの力が必要!
胸骨圧迫は5センチの深さまでしっかり押し込む必要があり、これが想像以上に大変でした。あっぱくん5センチ押し込めると音が鳴るのですが、私はなかなか鳴らせなくて大苦戦してました。(隣のお兄さんはすごい手慣れてる感じで軽々とやってましたが…)
特に、一定のリズム(1分間に100〜120回)を保ちながら圧迫し続けるには、体力も集中力も必要です。
AED、思ったより怖くない!
AED(自動体外式除細動器)は、いざ目の前にすると「怖い」「操作が難しそう」というイメージがありました。
でも実際に触ってみると、操作はとてもシンプル!
電源を入れると音声ガイドが流れ、それに従って手順を進めればOKです。
使うタイミングもわかりやすく、失敗する心配よりも、「一刻も早く使うこと」が何より大事だと実感しました。
胸骨圧迫が一番重要
講習の中でも強調されていたのが、胸骨圧迫(心臓マッサージ)こそが命をつなぐカギだということ。
AEDが到着するまで、またAEDを使用して再起動するまでの間、2分間は絶え間なく胸骨圧迫を続けなければなりません。
これが本当に大変。でも、止めてしまうと血液が脳に届かなくなり、救命率が大きく下がってしまうのだそうです。
知ることで出せる勇気
救命処置は、知識や練習なしにはとてもハードルが高いものです。
「私がやって大丈夫かな…」と不安になる気持ちもよくわかります。
でも今回、講習を受けてはっきりわかったことは、
「知らないからできない」のであって、知ることで勇気が出るということでした。
知識と少しの体験があれば、いざというとき、誰かの命を救えるかもしれない。
そんな思いで、これからも救命講習を受け続けたいと思いました。
